13kw電気窯ヒーター線交換修理
桃沢工芸村様の既存電気窯13KW、ヒーター線交換修理です。
前回9月に搬入設置させて頂きました“TRB-J15型”は順調に稼働しており、今回は既存の電気窯のヒーター線(ウェーブ式)を交換させて頂きました。
まずは、Uピンを抜き → ピン穴及び炉内の補修 → 新規ヒーター線の貼り付け(Uピンにて固定)の作業です。 ...丸2日かかります。
まず、ウェーブ式のヒーター線は止めるためのUピンの数がすごいです。
ざっと1段あたり240ピン×6段=1440本。。
折れたピンが炉壁に残らないように注意して抜きます。
確かにこれだけのピン穴が空けば交換の度に煉瓦は痩せてきますと実感。
ピンホールなどの炉壁を補修し、新しいウェーブ線をUピンで止めていきます。気が遠くなります。全6段ですが、4段目が終わったあたりで心が折れそうになります(笑)
コイル式のヒーター線交換がいかに簡単かっていうことですね。(実際は簡単ではないですが、これに比べれば簡単に思えてきます。)
長い目で見て、コイル交換などの頻度を考えればTRBシリーズが断然お得だなぁと。
約2日の作業でしたが、終了後の昇温テストが完了した頃には疲労困憊です。
ただ、桃沢工芸村様の工房でこれからもこの窯で素敵な作品が焼き上がるんだと思えば報われます。
◇やっぱりおすすめは長寿命タイプ『電気陶芸窯TRB-Jシリーズ』
☆陶芸の体験や木工体験なども出来ますよ『桃沢工芸村 様』